半田運河

半田運河

半田運河目次

  1. 半田運河とはお酒の香る歴史ある観光スポットだった!
  2. 半田運河の魅力は観光スポットがたくさんあること
  3. 半田運河はイベントが定期的に開催されている
  4. Tiktokで情報を見る
  5. instagramで情報を見る
  6. Googleで口コミを確認
  7. Twitterで情報を見る

半田運河とはお酒の香る歴史ある観光スポットだった!

半田運河とは、愛知県半田市にある日本三大運河の一つです。名古屋からほど近いところにあり、地元の方や観光客に人気のスポットなのですが、ただの運河になぜ人が集まるのか気になりませんか?そこには、お酒と酢が切っても切り離せない関係があり、深い歴史があることがわかりました

知らないともったいない半田運河の知識がありましたよ。今回はなぜ運河である半田運河が人気のスポットになっているのか深掘り調査したので是非最後まで読んでください。

半田運河とはアクセス抜群の散策しがいのある映えスポットだった

愛知県半田市にある半田運河は、半田駅から徒歩7分、名古屋市から1時間もかからずに到着できるアクセス抜群の人気スポットです。車で移動するあなたも247台の車を収容できる駐車場があるので安心。なんと駐車場代は無料。ドライブデートにぴったりですね。

そして何と言っても人気の理由は、半田運河の周辺に酒や酢などの醸造所が多くあり、江戸時代のような風情がある歴史的建物が多く並んでいることです

漆喰の黒壁の建物が並ぶその姿は映画のワンシーンの様で写真映えすると話題に。一躍、多くの人が訪れる観光スポットになりました。

散歩するだけでも楽しい半田運河は、実際に映画の撮影に使われることもしばしば、中でも有名なのは黒澤明監督の初作品である「姿三四郎」ですね。運河にはその当時の撮影風景がパネルで紹介されています。

コスプレ撮影をしに県外から訪れる人、外車のカレンダーに使われたり、着物撮影に使われたりと映画撮影以外にも人気です。そんな雰囲気のいい半田運河周辺には、歴史ある建物やミツカンミュージアムなど散策しがいのある場所がたくさん

半田運河蔵の町をはじめ、國盛酒の文化館、業葉神社、半六庭園、光照院、小栗家住宅、雲観寺、半田鉄道資料館など1日で周ることもできるので気軽に尋ねられます。

どれも歴史的建造物で趣があり、訪れることでその歴史に触れることができます。駅から徒歩7分、無料の駐車場ありでアクセス抜群、散策しがいのある映え観光スポットなので、今後益々人々が訪れる場所になりそうです。

半田運河の歴史は江戸時代から続いていた

半田運河は、日本三大運河と言われているだけあって、もちろん知多半島最大の河川であり、その歴史は深く江戸時代までさかのぼります。その歴史の中で忘れてはならない「株式会社ミツカン」と「中埜又三郎」という人物をご存じですか?

始まりは、大雨で天井川の阿久比川に大雨が降ると氾濫し、半田町が浸水してしまうので川の流れを変える為に開削されたことです。

そして、十ヶ川の河口部分に運河を開いた現在の株式会社ミツカンの祖である中埜又三郎が1810年ごろ半田運河を利用し江戸に粕酢を輸出するようになりました。

当時江戸では握りずしが流行していたところに注目し、握りずしに使用されていた高価な米酢に代わる酒粕を原料にした粕酢生み出し「酢」として売り出したのです。酢は評判になり現在を生きる私たちも美味しく頂いていますよね。

1844年には、運河沿いに創業の中埜酒造の酒蔵を再生した「國盛・酒の文化館」が建てられ、その後もその血縁である中埜家の人々は「旧中埜半六帝」や「半六園」など今も残る歴史的建造物を建てました。

ミツカンを1代でこれほどまでに大きさにし、今でも残る会社や建物を作ってしまう中埜又三郎とその家族、子孫は本当にすごい人達ですね。1854~5年には、大地震や大水害などで荒廃してしまうのですが、中埜又三郎が復興に資金を投じ尽力、入江を拡張するなど半田運河は守られてきました。

こういった経緯から半田運河には株式会社ミツカンと中埜又三郎の深い歴史があり、現在でもその歴史を知りたいと多くの人が訪れる理由の一つになっているのですね。

半田運河の人道橋は江戸から続く思いの結晶だった

半田運河の人道橋である『蔵のかけはし』は、令和3年3月末にできた新たな名所です。半田運河と新川が合流するミツカンミュージアムの南口側に建設されました。

半田運河を見て回る際の回遊性が上がったことや、夜にはライトアップしてより魅力の溢れる空間であることは県内外で話題になりました。ライトアップされた光はさながらおしゃれな間接照明の様に、半田運河を照らし見る人々は思わず息をのんでしまうほど。

その魅力的な空間の写真を撮りたいと多くの人が殺到しています。観光に訪れた地方の方や、毎日のお散歩コースにしている地元の方も痒い所に手が届いたとこの橋の使い勝手に感動しているそうです。

さて、この『蔵のかけはし』と言う名前は市民からの投票によって決まったそうで、開通式には多くの地元の人が訪れました。地元の人の半田運河にかける思いが強く反映されたくさんの投票があったそうですよ。

私もぜひこの半田運河を背景に『蔵のかけはし』を見てみたいです。家族やカップルで訪れたら忘れられない思い出になりそうですね。

半田運河の魅力は観光スポットがたくさんあること

半六庭園

半田運河沿いには魅力的な観光スポットが多くあります。その多くは中埜家が携わる江戸から歴史的建造物です。しかしその建物だけが魅力的なわけではありません。

建物が活用されていくように、地元の方が工夫を凝らしたお店があったり、イベントやマルシェをしたりと歴史に興味がない人でもついつい足を運びたくなる場所になっています。

今回、半田運河の魅力をぎゅっと凝縮してお届けしますので最後まで読んでいただけると幸いです。

半田運河沿いの観光スポットおすすめベスト3

半田運河は酢の香り漂う街並みが広がっていることから環境省の『かおり風景100選』に選ばれています。ミツカンのおひざ元であり、歴史的建造物が立ち並ぶ写真映え観光スポットの名所です。その中でもおすすめのスポットを3つ厳選しました!

第一位:半六庭園

第一位はミツカンの祖である中埜又三郎の血縁「中埜半六家」が建てた「半六庭園」。半六庭園は、江戸から続く手入れの行き届いたお庭を楽しめるとともに、食事も楽しめる場所です。入場料は無料。9時から17時まで開園していて、レトロな雰囲気の半六庭園はおよそ900坪の敷地があります。

中に足を進めると別荘として使用していた母屋を含め4つの蔵など歴史的建造物が並んでいて、緑豊かな木々達が出迎えてくれます。

母屋に入っているフレンチレストラン「HANROK」は完全予約制でおしゃれな空間が広がっています。特別な日の思い出作りのもってこいのお店です。

母屋の横に建っている建物には「バームクーヘン研究所」があり、レストケイヤマウチの監修「トロモチバームクーヘン」を食べることができます。歴史を感じながら美味しい体験もできるので、半田運河を観光するならここにぜひ足を運んでみてください。

第二位:國盛酒の文化館

「國盛酒の文化館」は、中埜酒造の歴史や酒造りの方法などを学ぶことができ、最後には売店で丹精込めて作られた國盛を買って帰れるお酒好きにはたまらない場所です。

1985年に中埜酒造の新工場完成と稼働を機に、1972年まで200年間実際に酒造りが行われていた酒蔵をそのまま博物館にしました。

入り口に入るとそのまま階段を上って2階へ、歴史や酒造りの詳しい紹介が展示されています。今では珍しい伝統の道具の展示なども心躍りますね。奥には休憩所と売店があるのでゆっくりと國盛を選ぶことができます。

自分に買ってもよし、お土産にしても喜ばれる一品をぜひ。

第三位:半田やよい人力車

「半田やよい人力車」は、ミツカンマークや漆喰の壁などの映えスポットである半田市の蔵のまちエリアをめぐることができる人力車です。半田市在住の筋トレマニアの美容師さんが乗せてくれるそうで、半田運河らしさである酢飯を混ぜるしゃもじをもって撮影してもらえます。

映えスポットにサクッと回ることができ、人力車と写真が撮れるとあって人気急上昇中です。「ミツカンミュージアム前」・「國盛酒の文化館前」・「蔵のかけはし」などなど、半田運河の名所を一度に説明を聞きながら見て周れるのはとても贅沢ですね。InstagramのDM(ダイレクトメッセージ)にて予約も受けてくれるので安心してください。

大人2人30分で3000円、日曜日と月曜日限定なので、乗りたい場合は曜日をお間違えなく!

半田運河はイベントが定期的に開催されている

クラシティ

半田運河では、定期的にイベントやマルシェが行われ、多くの人でにぎわっています。ここでは、よくイベントの中心地となる「クラシティ」と、もっとも有名なイベントである「鯉のぼり」をご紹介。

「クラシティ」は、駅と半田運河の間にある再開発ビルです低層階が複合商業施設と駐車場、高層階は分譲マンションになっています。主にイベントで使用されるのは1階とにぎわいテラスです。

ハンドメイドの限定ショップや飲食店のキッチンカーが並び、体験コーナやミュージックステージになることもあるとか2階は展示場になったりイベント会場になったりすることが多いそうです。

もちろん商業施設なので、イベントの後食品を買って帰ることも、カフェで一息つくことも、ランチやディナーをすることもできてしまいます。ここにいるだけで1日過ごせてしまいそうですよね。

「クラシティ」一度にいろいろな体験をできるので、人々が集まりやすくイベントが開催されやすいことがわかりました。次に、半田運河の春の大イベント「鯉のぼり」をご紹介します。

「鯉のぼり」は4月上旬から5月のこどもの日までの半田運河沿いに54匹もの鯉のぼりが現れるイベントです。毎年多くの人が訪れる理由は、鯉のぼりの数もさながら、大きさも魅力だからです。子供の背を超え大人のような大きさで迫力満点です。

夜にはライトアップをされ美しい景色が広がるのでお散歩にもおすすめ。半田運河の景色と相まって、写真を撮る人も多くいます。初節句のお祝いで出張カメラマンさんを呼ぶ方もいらっしゃいます。

毎年行われるものであっても、期間限定なので私もぜひ見てみたいです。

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